『あのね…硫飛。私、これからもずっと硫飛といる。硫飛がダメって言ってもずっと傍にいるから。』




私は硫飛の目を見て言った。




私は硫飛がなんと言おうと誰が何と言おうと絶対にこの意思を変えるつもりはなかった。




だって私が硫飛とずっと一緒にいたいと思ったから。




「馬鹿じゃねぇの…お前。俺はお前より先に死ぬんだぞ??」




そう言った硫飛の声は震えていた。




『大丈夫。硫飛は死なないから。私が死なせないんだから!!!』




私は勢いよく言った。




じゃないと本当に硫飛がいなくなってしまいそうで………。




私の心も弱くなりそうで。




怖かった。




私って本当に弱い。




こうやって気を張ってないと硫飛が言ったみたいに本当に消えてしまいそうで。




不安しか心に残らないんだ。