私は嬉しくてたまらなかった。




私は硫日に自分から抱きついた。




『硫飛!!ずっと私だけのなんだからね?』




硫飛は私を受けとめながら頷いた。




私たちは強く抱き合った。




そこに。




「兄さんと麗ちゃん…何してるの???」




琉唯がいつの間にか部屋に入って来ていた。




私たちは慌てて離れた。




たぶん今の私たちの顔は真っ赤だと思う。




「何で離れるのさ(笑)」




琉唯はからかうように言った。