「俺あんまり食べれないんだよ。」




私はそれ以上聞かなかった。




だって、硫飛がちょっと悲しそうだったから。




たぶん硫飛だっていっぱい食べたいんだと思う。




でも、体が受け付けない………。




私は硫飛の病気を呪った。




どうして、硫飛が病気の所為でって…。




病気に何を思っても無駄だけど。




私は悲しくなった。




「そろそろ帰るでしょ?」




『そうだね…帰らないと。』




私は家に帰った。