妹の名は「さとみ」現在三人の子を持つ主婦ゴリラーマン系のラテン系メスゴリラである。


「お兄ちゃん、今度こそ将来を真剣に分かちあえそうないい彼ができたので会ってくれない？」

　と言われたが

「どうせまたヤクザか、お前が無理やり力ずくでつき合わせたきの弱い男だろ！」

「違うよ、今度こそは男らしくってお兄ちゃんも気に入ってくれるはずだから」

　私は、さとみの強引さに根負けし、会うことに...

あるメンパブに呼ばれた私は先に来ていたさとみの彼氏の大きさに驚いてしまった。

190センチ110キロ、まさにオスゴリラそのものである。

その男は鋭い目つきで私を威嚇するかのようににらみつけている。

そして

一歩一歩確実に獲物を捕らえる目で一直線にしかも、小走りに襲い掛かってきた。

危ない！

その瞬間

「お兄さん、助けてください、さとみさんは僕の身体だけが目当てなんです。」

しかも

「それだけではないんです、バナナジュースしか食さないんです。」

半べそをかきながら必死に生きよう生きようととしている彼氏に心を打たれている間もなく、横にいたさとみが、

「あんた、お兄ちゃんのいる前でなんてこと言っているの、私は本気で好で好きでたまらないからあんたと交尾しただけじゃない」

ん、交尾？