youthful days~男女7人青春物語~

この学校に転校してきてから、1ヶ月は経ったんじゃないかと思った。

「世界史の先生だよ」

(しかも5時間目の授業は世界史だったし)

そんなことを思いながら質問に答えた自分はすごいと、ルイは思った。

「ああ、声の低い先生!」

そう言った会いに、
(あながち、間違ってはいない)

ルイは心の中で呟いた。

蒲生が声低いのは、事実中の事実なのだから。

耳元であの声を聞いた暁には、腰砕けだ。

「いいよね〜、蒲生先生の声って」

恋する乙女のように頬を赤らめて言う愛に、ルイは少しばかり嫉妬を感じた。