昼休み。

いつものように図書室で過ごしていた時だった。

「ええっ!?」

場所を忘れてルイは大きな声を出した。

加藤が人差し指を唇にあて、ルイをたしなめた。

「今朝ね、こんなものがポストに入ってたの」

愛が折りたたまれた1枚の紙を差し出した。

ルイは紙を受け取ると、それを開いた。

「何これ!?」

見た瞬間、ルイはまた大きな声を出した。

サスペンスドラマとかでよく見かける、紙に文字を貼りつけた怪文書だった。