「おはよう」

下駄箱で愛と出会ったのでルイはあいさつをした。

夏休みにどこかへ出かけたのだろう。

愛の肌が焼けていた。

「今日も暑いね〜」

教室に向かう廊下の中、愛が言った。

「ホント、暑い」

ルイは手で自分の顔をあおぎながら一緒になって言った。

「いつまで続くんだろうね?」

「さあ、わかんない」

ルイと愛はそんなことを言いあいながら教室へと向かった。

思うことは教師生徒関係なく一緒らしい。