「ついでにドルチェも頼むか?」
蒲生が聞くと、
「うん」
莉緒が首を縦に振ってうなずいたことを確認すると、蒲生は手をあげると店員を呼んだ。
時刻は、夜の8時を過ぎていた。
「帰りたくないなあ…」
ポツリと、莉緒が呟いた。
一瞬、思ったことが口に出たのかと思った。
何故なら、自分も帰りたくないと思っていたからだ。
このまま莉緒を送って、家に帰ってしまったら、今日が終わってしまう。
夢のように過ごしていた今日が、何もかも消えてしまう。
蒲生が聞くと、
「うん」
莉緒が首を縦に振ってうなずいたことを確認すると、蒲生は手をあげると店員を呼んだ。
時刻は、夜の8時を過ぎていた。
「帰りたくないなあ…」
ポツリと、莉緒が呟いた。
一瞬、思ったことが口に出たのかと思った。
何故なら、自分も帰りたくないと思っていたからだ。
このまま莉緒を送って、家に帰ってしまったら、今日が終わってしまう。
夢のように過ごしていた今日が、何もかも消えてしまう。



