youthful days~男女7人青春物語~

そう聞くと言うことは、加藤もルイに何かをプレゼントするのだろうか?

「ううん、まだ考えてない」

愛は首を横に振って答えた。

「ああ、そう」

加藤はそう返事をしただけだった。

よくわからないが、彼はガッカリした様子だ。

何でガッカリする必要があるのだろう?

愛は首を傾げながら、ガッカリしている加藤を観察した。

少しだけ様子がおかしいのは、気のせいだろうか?

「ねえ、加藤くん」

愛はもしかしてと思って質問をした。

「ルイちゃんのことが好きなの?」