youthful days~男女7人青春物語~

別に管理人本人が屋上にいてもおかしくはあるまい。

そう思いながら、太陽を浴びていたその時だった。

ガチャッ

ドアが開いたその音に、永田は飛び起きた。

(しまった、カギを閉めるのを忘れた!)

快晴の空があまりにも心地よくて、カギのことを忘れてしまったのだった。

同時に、入ってきたその人物に目を奪われた。

黒髪のショートのくせっ毛に透き通るような白い肌、モデルのような長身のスリムな体型に整った顔立ちの女子生徒だった。