「意味分かんない」


「そのうち分かるから」


「分からない」


「分かる」


「分からないっ!」


「分かる」


「分・か・ら・な・い・っ・!」


「分かる」


もぉ…ひつこいなぁ…。

…あたしもだけど…。



「もぉいい」


あきらめた。

きりなさそうだし…。



「おっあきらめたんだね。じゃあ昼話したけど付き合う!?」



「……俺ならあんたを満足させられるって?本気?」


「もちろん」


19番目の彼氏に隼人が立候補…?



「どうせ男なんてどれも一緒だなんて思ってるんだろ?」



「当たり前」


それとも隼人は違うの…?

…ふ〜ん…。

…確かにこいつはカッコイイとは思うけど…。



「…自信は?」


「100%」



…面白そうじゃない。

その自信。



「…いいわ…ただし期間は3ヶ月。それ以内にあたしがあんたが言う様ににならなければ…」



「…ならなければ…?」


あたしは身を乗り出して隼人の耳元で囁いた。



「…お別れ…ね…?」



「ああ」


隼人の顔は余裕に満ちた顔だった。