「そんな…僕は芽維といる時間が1番好きなんだ。だからわがままなんて言わないでください」

そういって有紀は眼鏡をかけながら優しい眼差しで私を見てくれる
なんでこの人はこんなに優しいんだろう…

「あ、あの、芽維…」

「ん?」

「僕…なにもしませんでしたよね?」

そういえば今自分は有紀のベットの上だった

「う、うん…有紀寝てたもん」

急に恥ずかしくなってベットからいそいで下りた。