「へぇ・・・これが雪華の新しい武器かぁ・・・

名前は?」


「華白雪よ


どう?

ピッタリでしょ?」


「うん


・・・でも、脆くて直に消えそうに儚いほど美しすぎる・・・」



「"うん"の後、何か言った?」


「ううん、なんでもないよ?」


「そう」


私は晶を身構えた


「ねぇ、晶


多分こうやって会うことは最後だと思うわ




だから


バイバイ」


晶はとても優しい

だから私が行くとなれば自分も来たがるだろう


でも、それを止めさせるためにも私は此処に居る


「!そんなこというなよっ


・・・でも、決めたんだな」


「・・・えぇ」


私は晶にある液体をあげた


晶は無類の甘党

特にイチゴが好き


「これね、イチゴジュース

・・・私が作ったの、晶にあげる」


最後だから


という意味もこめて