心がボロボロで
いくら泣いても
枯れない涙


虚ろな瞳には
真っ黒な世界


何処から
間違えたんだろう
いつから
見失ったんだろう


大切だと信じて
何も疑わなかった
日々はもう戻らない


自ら手放した
貴方の手
傷付けあった
ふたつの心


時間が経つ程に
色褪せる想い出
季節が巡る度に
遠ざかる面影


誰にも言えないまま
傷跡も癒さぬまま
明日を生きていく


笑顔で隠す想い
誰も触れないで
これが罪だと
思わせていて


赦しなど
望んでいないのだから



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