轍平の告白・・・

私の答え・・・

本当はこの２つは重なり合うはずだった。

でも私は轍平の気持ちに応えることができなかった。

轍平はこんな私なんかよりいい人がいる。

轍平のことを考えたらこれでよかったんだ。

これは、私のためにも轍平のためにも仕方のないことなんだ。

自分にそう言い聞かせる。


轍平はあの日以降もこんな私と変わらない態度で接してくれた。

私にはそれが嬉しかった。