「菜々子ちゃんいらっしゃい。綺羅先輩と一緒に来たんだ。今日は楽しんでね。」





琉斗は菜々子の隣に無理矢理座る。





「琉斗ここはいいから、知佳子のとこに行けよ。」





「知佳子さんは綺羅先輩が好きなんですから、綺羅先輩が行って下さいよ。菜々子ちゃんは僕に任せて。」




琉斗になんか任せられるか。




「琉斗菜々子は俺の生徒だ。手出したら承知しないからな。」





「綺羅先輩怖いなぁ。菜々子ちゃんはまだ高校生なんだね。なんか可愛い。」





琉斗が菜々子をハグした。




琉斗今直ぐ離れろ!





俺は琉斗を殴り倒した。





知佳子が琉斗に駆け寄る。




そして俺を睨む。





「綺羅の片想いの女って、菜々子だったの?」





え、何で分かった。