ホスト教師

「松崎さん綺羅先生は熱い気持ちを持った、今時珍しい熱血教師ですよ。松崎さんのありのままを受け止めてくれるはずです。」





ありのままの私、私は何を望んでいるのだろう。





生きているのが辛い、息をするのが苦しい、このまま消えたい。





そう言っていいのだろうか?





綺羅先生驚くよね。






佐伯先生が国語科の準備室から出て行った。





「松崎泣きたいなら、我慢せずに泣け。なんならこの胸貸してやるぜ。」





「け、結構です!」





「松崎は自分だけが不幸とか、自分だけが辛い思いしてるとか思ってるだろ、だから生きてたくない。」





綺羅先生に私の気持ちが分かる訳がないんだ。





「松崎は松崎だから、おまえの気持ちは分からない。たけど自分一人で考えても解決なんてしないんだよ。」





もうやだ綺羅先生なんか嫌い。





「そんな雑誌返してくれなくていいです。私帰ります。」





綺羅先生が私の腕を掴んで、返してやんねぇよと呟いた。