「みんな綺羅先生に質問ないの?ほら綺羅先生ホストみたいでしょ。このスーツ似合ってると思わない。」




美羽何言っとるねん、ホストは禁句だぞ。





美羽の言葉に一人の女性徒がくいついた。





「綺羅先生ってホストだったんですか?」




美羽が俺を見る。





美羽おまえバカだろう。





ホストで何が悪い、だが今は我慢だ。





「ちょっと何勘違いしたのかな?綺羅先生はホストみたいにカッコいいって私は言ったの。本物のホストな訳ないでしょ、全く。」





美羽の中々言うな、なんてのんきな事言ってる場合じゃないな。





どうやって乗り切るか、こいつらに正直に話しても通じるはずもない。