だから…芽依があたしを変えてくれたんだと思う。 芽依がいなきゃあたし 今も変わらず昔のまんまだったと思う。 ありがとう。 さっきは伝えられなくてゴメン。 帰って来たら必ず真っ先に言うよ? 「刹那ちゃんはまたすぐ私の一歩先に行ってしまうかもしれないけど…。 すぐに追いついて見せるから!! 覚悟しててよね?」 さっきとは打って変わって自信に満ち溢れた顔で玄関へ向かった芽依。 違うよ。 それはあたしの台詞なのに…。