「俺は…―桜木爽太。」 「あっあたしは…「七海…菜子ちゃんでしょ?」 突然言葉を遮られたと思ったら、自分の名前を呼ばれてびっくりした。 「なっなんで?知ってるの?!」 「秘密…。さっもう行かないと遅刻するよ」 「ああ!いっ行こう!」 あたしと桜木くんは慌てて体育館に向かった。