「アマオト」



ある日の夕方 いきなり降り出す雨は
二人の距離を グッと近づけてくれた

何を話そうか! 緊張している私なんて
いつもの半分も きっと私らしくない

そんな私の気も知らないで 笑いかける君 まさか確信犯?
でもね少し雨に濡れた君 とても綺麗で 見とれていたの

雨音で隠れたドキドキ
君はきっと聞こえないよね?
良かった半分 残念半分 揺れてる気持ち

少しこのままで居たいから
雨よまだ止まないでいて
もっと長く もっと近く 君といたいから

何気ない会話 でもいつもと何処か違う
とても特別な とても心地いい時間
私はふわふわ まるで酔ってるみたいだね

もっと君のこと知りたいな 思えば思う程 言葉がでなくて
でもね君の笑顔を見ると 頑張ろうって 勇気がでるの

雨音で隠れたドキドキ
君はきっと聞こえないよね?
良かった半分 残念半分 揺れてる気持ち
君も同じこと思ってる
そんな夢みたいな話は
きっとないね 多分ないよ でも信じてたい


時はたって 雨は止んで
君は「またね」って歩きだす
後ろ姿 曲がり角で 見えなくなるまで見送るよ
「また明日ね」って 小さくね 手を振るよ

雨音で隠れた「大好き」
私の心に残ってる
良かった半分 残念半分 揺れてる気持ち

きっといつか伝えるんだ
心に残った「大好き」
それにはまだ時間がいるね 次は何話そう

明日も雨がいいな









☆2011.02.08