小さな恋物語

この数ヵ月。

オレの人生は急展開を迎えた。


友がいい奴だってことに気付いた。



ワクワクすることができた。



何よりも、


彩に出会うことができた。


初めて彩のことを知った時、

オレは運命の歯車が動き出したと思った。



今、その歯車は、勢いよく回っていて、


運命の扉まで開けてくれた。


扉の先には、もう1つ扉がある。


その扉を開けるためには、運命の歯車に頼ることはできない。


自分の力で開けなければならない。