「彩!!」
はっと我に返った私。
「何やってんの?ずっとケータイ持ったままボーッとして。」
期待しすぎて、妄想しちゃった・・・。

よし!見てみよう!

その画像を見た私は、
再びボーッとしてしまった。

「へぇー結構カッコイイじゃん!」
そんなハルの言葉も耳に入らなかった。
私はしばらくしてから返信した。

「なんて返信したの?」
「秘密だよ!」
そうやってハルに意地悪をしたのに、ハルにはすぐに内容がバレちゃった。

なぜバレたかって?
簡単だよ!

だって私、

顔が真っ赤になっていたんだから。


そう、まさに運命を感じた瞬間だったんだ。