小さな恋物語

しばらくは涙が止まらなかった。



あのクリスマスイブの日より泣いた。



これもまた、



幸せな涙なんだ。



裕太は勇気を振り絞って、


私に告白した。



私はその勇気をもらったんだ。



その勇気のお返しに、


精一杯の愛をあげよう。



一生懸命、裕太を好きでいよう。



そうしないと、



距離という壁にいつでも押し潰されちゃう。