『え!?どんな人??写メ送ってよ!!』

「お前なんて送ったんだよ?」
「お前が言った言葉をそのまま送っただけだよ。んで、写メはどうする?」

「よし!撮って送ろう!」


その時は気付かなかったけど、あの時、オレはすげーウキウキしてたんだよな。もしかしたら無理って言われるかもしんないのに、そんなこと頭にはなかったんだ。


「返信きた?」


またオレは何度も何度も聞いていた。
着信音がなってないことぐらいオレにだってわかる。

でも、あまりにも興奮しすぎて、それ以外言葉が見つかんなかったんだ。


今回は返信が遅かった。


やっぱり迷ってんだよな。1度も会ったことない人にいきなり連絡先教えてくれって言われても困るよな。

少しあきらめ始めた時、友のケータイが鳴った。

「きた!」
おもわず、オレは叫んでいた。
「なんて返ってきた?」

友はメールをじっくり読み、オレを見て、笑顔になった。


「OKだって!!」