小さな恋物語

友がいる。



裕太の隣には、



友がいる。



それを見て、なぜかホッとしている私がいた。



裕太を信じようと決めたばかりなのに、


心の何処かで、あの夢のようになるんじゃないかと心配していた。



あの夢は、夕暮れだった。


今はまだ午後1時。


夢とは全然違う。


やっぱり夢は夢なのかもしれない。