小さな恋物語

会いたかった。


すごい会いたかった。


裕太と話せる。



面と向かって話せる。



それがどんなに嬉しいことか、



言葉では表現しきれないぐらいだ。




「彩!」


その声を聞いた瞬間、


またあの夢を思い出してしまった。


あの夢通りなら、


裕太の隣には・・・。