そしたら藤堂さんが手を叩いた。
「ならさ、今日の夕飯。真奈美が作るってのはどうだ?もちろん、俺等だけ。」
その考えにのったのは、原田さんと永倉さん。
原「いいね、それ。俺、真奈美ちゃんの作った飯食ってみたいな。」
永「俺ものった!うんと美味い飯、頼むぜ!」
な、なんかまた大事に………。
しかも火加減わかんないよ…。
まぁでも、なんかそこの3人で盛り上がってるし、頑張ってみるかな。
沖「あらら……。なんかすごいことになっちゃったね。じゃあ、今日の夕飯頼むよ。」
「あ、はい!」
なんかあたし、馴染んでる?
ふと、土方さんの方をみる。
あ、笑ってる。
図書室で読んだ本には、鬼副長とかって書いてあったけど…本当は、新撰組や仲間のことを1番に思っているんじゃないかな。
土「…さっ、そろそろ部屋に戻ろう。こいつの部屋も決めないといけないしな。」
「あっ………そっか。」
すっかり忘れてた。
沖「まさか真奈美ちゃん、忘れてたの?」
「わっ……!忘れてなんか……!」
うわっ……。
すっごい笑ってる。
「……忘れてました。」
山南「まあまあ、いいじゃないですか。さ、部屋へ戻りましょう。」
山南さん優し〜!!
近「そうだな!真奈美さんの実力も見れたし、部屋に戻って会議だ。」

