じっと土方さんの目を見る。 土方さんも、あたしから目を反らさない。 「よし、真奈美の意志は分かった。こんなこと言いたかねぇがな頑張って、早めに慣れてくれ。」 「はい!」 その日からあたしは土方さんの巡察に必ず付いていくようになった。 巡察から帰ってきたら、近藤さんに剣術を教えてもらった。 あたしは日に日に剣の腕が上手くなっていった。 そんな生活が続き、冬が終わり、春が来て、また春が終わろうとしていた。