新撰組と過ごしました


土方SIDE



近藤さんと目を見合わせる。


近「この子はこうやって歳みたいに優しくしてくれる人がいなかったのだな。」


「あぁ。……あいつはどうした?」


近「斬られた方は死んだ。」


「だろうな。」


そして近藤さんは立ち上がった。


近「歳は真奈美さんの近くにいて、そのまま休んでくれ。」


「近藤さんは?」


近「勿論すぐに部屋に戻って寝るさ。」


と言って部屋を出た。


俺の腕の中で眠る真奈美は泣いたせいか、目が赤く腫れていた。


布団を敷いて真奈美を寝かすと真奈美の隣に寝た。


「俺がもっと気をきかせていればな…。まだ真奈美はこんなものを見なくてすんだのにな…。」


俺は真奈美の瞼に口付けをして眠りに落ちた。