土方さんは夜中だからと、声をあげて泣くあたしをギュッと抱きしめて声が外にもれないようにしていた。
あたしが落ち着いた頃、皆が戻ってきた。
近「今帰った。歳、真奈美さんは?」
土「ちょうど今落ち着いた所だ。」
すると近藤さんはあたしの前に座ってあたしの頭に手をおいた。
近「すまなかったな、真奈美さん。あんなものを見せてしまって……。」
「そんな……近藤さんのせいじゃありません!あたしこそ……ああゆうのが当たり前だとわかっていたのに、取り乱してしまって…。」
あたしは語尾がだんだん小さくなっていた。
目の前が暗くなってくる。
あたしはそのまま意識を手放した。

