とゆー訳で、新撰組屯所。
あたしは畳で広い部屋に連れてかれた。
待ってろと土方さんと沖田さんに言われ、大人しくまっている訳です。
「タイムスリップ………ほんとにあったんだ……。」
あたしはなんとなく状況をつかんできた。
すると、障子が開いて続々と人が入ってきた。
あたしの両隣に土方さんと沖田さん。
…………気まずい。
「はじめまして。新撰組局長、近藤勇だ。君は?」
「あっ……!い、磯矢真奈美と申します……。」
「真奈美さんね。とりあえず、此処にいる全員を紹介するよ。君の隣に座っている2人は知っているね?」
あたしは頷く。
「左から……山南敬介、永倉新八、原田左之助、藤堂平助、斎藤一、山崎丞。」
「はぁ………。」
やっぱりタイムスリップ〜……!!
「君は《たいむすりっぷ》とか言っていたようだが、それはなんだい?」
「えっと………。信じてもらえないかもしれませんが、あたし……未来からきたんです。今から、400年くらい後の。」
しーん………………
ってなりますよね、そりゃ!!
「その未来からきたって証拠がその服装か?」
と、藤堂さんがいった。
「他に例をあげるなら……これですかね。」
と、あたしはポケットから携帯と財布、〇ォークマンを取り出した。

