そういう風に、あたしの1日の流れは、ご飯作りとお掃除、土方さんのお手伝いだ。
そんなこんなで一週間が経った。
あたしの頭痛は今までにないくらいひどくなっている。
朝布団から出るのも一苦労だった。
「おはよぉ〜…ございます…。」
あたしが武道場に着いて中に入ると近藤さんに声をかけられた。
近「真奈美さん。さっき歳が来てなぁ。君を探していたんだが…。来る時にすれ違わなかったか?」
土方さんが?
「いえ……会いませんよ?」
近「そうか。まぁ、後ででも歳の部屋に行ってみてくれないか?」
「はい……。わかりました。」
でも……土方さんがこんな朝早くにあたしに用なんて、珍しい。
「それにしても………。」
この頭痛…何とかなんないかな?
何やるにもどうも集中できないし。
こんなに続く頭痛は初めて。
倒れないように気をつけないと。

