「あっ、あの、近藤さん!」


練習が始まって間もなくあたしは近藤さんに声をかけた。


近「ん?どうしたんだ?」


「あの……あたしも一緒にやっていいですか?」


あたしが聞くと、近藤さんは笑って答えた。


近「あぁ。もちろんだとも。ただし、手加減なしだぞ。」


「はいっ!!よろしくお願いします!」


近「うむ。」



あたしは竹刀を近藤さんから受け取って、一緒に練習を始めた。



一緒に練習をしていくうちに太陽が昇って、あたりは明るくなっていた。


近「真奈美さん。君はそろそろ朝食の準備があるだろう?あがっていいぞ。」


「もうそんな時間ですか?わかりました、ありがとうございます!近藤さん。」


あたしは竹刀を渡して、礼をしてその場を離れた。