新撰組と過ごしました


「ん……。」


目が覚めた。


よくみると、夜明けだ。


はるか彼方の空は綺麗な水色となってきていた。


土方さんはまだ寝ているみたいだ。



「綺麗な青……。」


そう呟くと土方さんの腕に力が入った。


「そうだな…。」


「起きていたんですか…?」


「あぁ。ちょっと前にな。」