「?あの、なんですか?」

「え!?あ、わりぃ」

聞き惚れてしまっていた
ヤバいヤバい

と思いながらも、次の言葉が出てこない

「…とりあえず、離してくれないかなぁ??おにぃさん?」

と声を上げた少女…の隣に居た男

あぁ、そうだった…

「わりぃ」

と手を離そうとした、が

ふと、気づく…
少女の視線に…

「あぁ…」

あぁ、この目
この目は、
助けを求めている目 だ…