次の日私は朝早くに目が覚めたけど


目はまだ少し腫れていたし
体が思うように動かなくて

家を出たのは10時すぎだった。


「葵!ちょっと!何時だと思ってんの!?」



─お母さんの高い叫び声を聞きながら