君が好き



「ってか佐々木いる?」


「え、ああ亜美ならあそこに」


「佐々木ー!」

「なにー??」

そう言って来たのは
ショートヘアがよく似合っている女の子

あ、佐々木亜美ちゃんだ。

同じクラスの男子が
可愛いって言ってたから覚えてる。


ってか楠くんと仲良いんだ…

そりゃマネージャーだから
しょうがないかもしれないけど

あの笑顔…他の子にも見せるんだ。



って!私ヤキモチみたいじゃん!!



「宮沢さん?だっけ?」

屈託のない笑顔。
可愛すぎる…


「うっうん!」

「楠くんから宮沢さんの手当て頼まれたからやるね」

え?


「楠くんが?」

「そうだよ〜楠くんが女の子と気に掛けるなんて珍しいんだよ?宮沢さん好かれてるね☆」


えっ//////////
亜美ちゃんが言った言葉が頭から離れない。



「はいおわり!」


「ありがとう!!」

大地に殴られたとこは
痛々しいけど
亜美ちゃんが
手当てしてくれたお陰で
良くなった気がする。


「ねぇねぇ」

亜美ちゃんが私を呼ぶ。

「なあに?」

「葵って呼んでも良い?」

素直に嬉しかった。
友達になりたいって思ったし。


「いいよ!!私も亜美って呼んでも良い?」

「うん!よかったぁ、私ずっと葵と友達になりたかったんだ」

ニコッと笑う彼女は
やっぱり可愛い。


「ありがとう!あ、後で赤外線しようね!」

「あ、そうだね!!」



私に大事な友達が増えた。