君が好き



私は楠くんについていって


「失礼しまーす」


楠くんが部室の
ドアを開ける。


「颯真!おせぇよ!って…え??葵ちゃん!?」


この人、確か
重盛和真くん。
前に友達が
カッコいいって言ってたっけ。


「葵?中入んないの?」

「えっ、あ!はいっ!」

「ぶっ」


また笑われたっ!


「っていうか、なんで私の名前!!」

「あ、それは…ね?☆」

重盛くんがニヤリとして
楠くんに耳打ちした。


その瞬間、
楠くんの顔が赤くなる。


重盛くんと楠くんは
すごい仲良しなんだね


「名前で呼ばれるの嫌い?」


またどきどきする//

「い、イヤじゃないよ!//全然大丈夫!!」



「そっか!よかった」

そして笑顔!
やばいですって!!