君が好き



麻依が泣き止んだ後、

私はファミレスを飛び出した後のことを話し始めた。













「で?葵はソイツに恋しちゃったわけか」


は?!

「なんで恋なの!?」


「鈍感だねー。だってドキドキしたんでしょ?」

「…した」

恥ずかしながら…照。


「そりゃ恋だよ、恋!!♪」


麻依は嬉しそうに
笑っている。


…ってか私のことじゃん!!



「さぁ〜葵の新しい恋も見つかったことだし♪私も安心だっ!」

あんたは母親か!
と思ったけれど

私のことを考えてくれてて、すごく嬉しかった。


「麻依ありがとう..」

「うん?なに?」

「麻依が親友でよかった!」


「ばかー大親友の間違えだかんねっ!笑」




私達は暫く
この教室で二人で
笑ってたんだ