ガラガラ!!



「ともえ…寝てるの?」



ともえ「あ、お母さん。寝てないよ。ちょっと横になってただけ」



ともえ母「そう…あのね…話しがあるの……」



ともえ「何?」



ともえ母「なおくんが急に亡くなっちゃったじゃない………だから…………その……………赤ちゃんなんだけどね……………今回は諦めたらどうかな…………?」



おれ「は?」



ともえ「は?」



ともえ「なにいってんの?ふざけないでよ!!!!!!!!!!!!!!」



ともえ母「ごめんね…こんな事お母さんも言いたくないんだけど、産まれて来る子はお父さんがはじめからいないんだよ。可哀相じゃない………?
まだ、三ヶ月だし、今なら………」



ともえ「お母さんそれ本気で言ってる?」



ともえ母「………………………………………うん」



ともえ「信じられない!!!鬼だよ!!!お母さんは鬼だよ!!!出ていって!!!いますぐここから私の前から消えてー!!!!!」



なみ「ともえ!!!!どうしたの?!!!!」



ともえの怒鳴り声を聞いて、なみが走ってきた



ともえは今の事をなみにはなした



なみ「おばさん…ひどいよ………おばさんの気持ちもわかるよ…父親がいなくて、赤ちゃんが寂しい思い寸じゃないかって…でもね…今…ともえから赤ちゃんを取り上げたら…きっと…ともえは二度笑わなくなるよ…私はそう思う…それにもしかしたら、直樹や赤ちゃんの後を追う可能性だって、十分ある…おばさん、そんなんたえれる??脅してるみたいで、ごめんなさいなんだけど、お願いだから、ともえから赤ちゃんを奪わないで!!!直樹もいなくなって、赤ちゃんまでいなくなったら、ともえは壊れちゃうよ!!!!!!」



なみは泣きながら、ともえのお母さんに訴えた