ともえ母「ともえー!!なみちゃんがきたわよ!開けるわね」



なみ「………」



ともえ母「ずっとこの調子でソファーに座ってるの……」



なみ「ありがとうおばさん。後は私に任せて!!」



そして、ともえ母は下の部屋にいき、なみはともえに近づいた



なみ「…………ともえなにしてんの?」



ともえ「………」



なみ「ずっとこの調子で行くの?」



ともえ「………」



なみ「こんなんじゃ赤ちゃんは産めないね」



その言葉にともえは反応した



そして、なみの方を向いた



なみ「こんな母親、子供が可哀相だよ。もう諦めたら?」



ともえ「………………………………………………



なんでそんな事言うの?」




なみ「なんで?わからないの?あんたがそうやって死んだようにしてると、おばさんやおじさん、心配するでしょ!今日もおばさん泣いて私に電話してきた……ともえがおかしい………ともえを助けて……って……ともえが直樹を失って悲しいのはわかる…でも…おばさん達もこんな抜け殻みたいなともえを見てるのは悲しいよ。親になるんだから…しっかりしな!!!」



ともえ「クスン…クスン…ごめん…ごめんね…私…直樹が燃やされて、本当にもう直樹に会えない、触れれない、抱きしめてもらえない、あの直樹の声で、ともえってもう二度呼んで貰えないって思ったら、何にもするきになれなくて………ご飯は赤ちゃんの為に食べなきゃって思って食べてた、でも、それでもお母さん達は心配してたんだね……私自分の事しか考えてなかった………私、頑張る、もう一度頑張る。見ててなみ。私頑張るから。」



なみ「見てるよ。ずっと見てる。だからガンバレ。さて!!元気になった姿をおばさんたちにみせておいで」



ともえ「うん!なみありがとう♪大好き」



ともえがなみに抱き着く



なみ「わかったから、行ってきな」



ともえは元気に下へ下りて行った



なみ、またまたありがとうな………