Perfume〜時の調香師〜

俺は何千何百もの香りを香りぎ分けることができる。血の香りも


あのあと、俺は途方に暮れながらもあの兄弟‥兄からも血の香りがした、それに‥あの顔なにをいいたかったのか‥‥



「きになる‥」


そういいながら木の下で野宿‥悲しい。ここは何処だろうか‥





「お兄ちゃん、あの人またくるかな?」

「グレーテル、来るよ。天使様が運んできてくれる」

「ヘンゼルお兄ちゃん。明日捨てられちゃうよ。私達…けどもう殴られないから…お母さんに…捨てられるなら」


「大丈夫‥天使様がいるから大丈夫。さぁ寝よう。」


「うん。天使様がね‥」