Perfume〜時の調香師〜

「はぁ〜」


いつも以上に深いため息をついた


「あ…あのぅ〜?」


振り返ると1人の若者がいた、俺と年はかわらなそうだちなみに俺は19歳

「大丈夫‥ですか?今すごい鈍い音がしたので様子見に来たのですが‥」

鈍い音‥


「あ…ぁあ。大丈夫!」

「そうですか!でも‥リンゴ食べちゃだめですよ?ここは王家の庭です。おこられちゃいますよ!」


王家の庭?
また変なとこに来てしまった、


「そぅかぁ‥内緒にしてな!俺は千里だ。香水をつくる調香師だ」


「こうすい?私は王家につかえる庭師のリーフです」


そのあとリーフの仕事を終わるのを待ち、家に招待してもらった。行くとこがないといったら。






「香水とは香りをはなつ水なのですね!?すごい!」


「有難う。若いのに王家の庭師もなかなかやるね!普通ならもっとベテランがやるもんだろ?」


「ん‥まぁ」


なんか不思議な返事をされたような‥



「おや‥お友達かい!?」

「あ!おばあちゃん、おかえり!」



リーフの祖母だそうだ。優しく、アップルパイの甘いにおいがする