Perfume〜時の調香師〜

「君は知っていろう?君の母は君を愛していた、王もだ。その女は…たぶん王を好いていたんだ。」


よくある話だ。好きな人に愛されている人が羨ましく‥憎いことなど


「だから女は、君を許せなかった。美しく、育っていくのがだからあんなことをいったんだ」


ドロシーはそれを知っていたんだ。だから針に毒を塗ったんだついでに


「けど、君の心がもうその話で閉ざしてしまった、だから100年も眠ってる。目覚めて私はどうなるのか怖かったんだろう‥‥?」


「‥‥‥嘘よ…」


「王子のキスもだが‥ローズは自分で心を開かなきゃ。俺があげた香水をつけるんだ‥‥囲んでるバラの香りを取って自分で心を開けるんだ!ローズ‥‥‥君ならできるよ」


「‥‥‥ッッ」


ローズは戸惑っていた。だけど‥‥


シュッッ‥‥シュッッ
香水をみつめて…つけた。辺りに香りが充満する


「あの城の荊を取るんだ‥ローズ」


「ほんと‥あんたって‥何なのよ…」


ザワッ―
花びらがまう。赤くじゃなく白い花ビラ‥‥


きずけばあのバラ園に戻ってきていた


ローズは心を開けただろうか…