Perfume〜時の調香師〜

アナスイはわらっていたが‥香りからは

おどろき‥悲しみ‥
何ともいえない思いが伝わる。


作り笑いをして別れたアナスイは部屋で声がでない口で泣いていた


「アナスイ‥?」


「セン‥リ、」


「アナスイ‥‥」


香りから伝わる‥アナスイの声

「伝わらなかった‥足の痛みより、裂ける痛みより‥いたいよ‥名前しか伝わらなかった、海の上で‥泡になってしまう。痛いよ‥‥センリ‥‥」


俺も張り裂けそうだった。