Perfume〜時の調香師〜

「まず〜ドレスよね!」

ドロシーはデザインを悩みつつ淡いピンクの綺麗なドレスを作り上げた。


「ドロシー…案外センスいいんだな…」


「ひつれいね!」


「綺麗……なんて綺麗な色…」


シンデレラは気に入ったのか嬉しそうに笑った。


「髪型は……んん〜アップよりは流してウェーブ掛がいい感じね!」


ドロシーによってシンデレラは変わっていった。魔法の言葉はないが


「よし!!いーんじゃなぁい?」


「あ…あの…靴が…」


靴は元がなく汚れたままの靴だった。これはマズイ…


「ぅ〜ん〜私にはないしなぁ……」


靴か…無意識にポケットに手をいれた。片方には携帯がはいっていた。


「あ!!」


携帯をとりだしてストラップをみた。


「ドロシー形を大きくしたりできるか?」


「できるわよ!?」


ここに来る前におみやげやサンで買った。ガラスの靴のストラップを


「これ!大きくして!」

ドロシーの前にストラップをだした。


ドロシーは受け取り…


「あんたも少しは使いなさいよ!魔法!」


「は?なにいってんだよ?俺にはなんも魔力とかないから。」


「………」


ドロシーは不思議そうに俺をみた。魔力なんかあるわけがな


「できたわよ!これはいていきなさい!」


「ありがとぅ…ほんとにありがとう!」


「馬車用意できないから私につかまって!あっとゆうまに向こうにつくわ!」


馬車は結局無理だった。


「シンデレラ!12時には全部戻るから早く切り上げるんだぞ」


「は?なにいってんのセンリ!元になんか…!!!」


慌ててドロシーの口を塞いだ。12時にしなきゃ話どうりにいかないだろう。

「いーからいくぞ!」


俺たちは中庭に到着した。