「で、昨日はどうなったの?」


「あ…実は…」

遥が言いかけた時、ハルキが遥の手を引っ張って




手を繋いだ。


《ああ…なるほどね…》


「美卯、俺ら付き合うことになった。」

ハルキが笑いながら遥の代わりに言葉をつむいだ。



「…そう、おめでと!!」


私も笑顔を見せる。


「ああ、美卯、ありがとな。」


「ありがとう美卯!!」

遥も笑う。