「あ、美卯!!ありがとな!!」

ハルキが笑いながら手を振る。


「ううん、大丈夫…」

私はハルキと遥に飲み物を渡して、自分もお茶に口をつけた。


「……にが…」


「え、そのお茶そんなに苦いのか?」


「……苦いよ。…苦い。」

そう呟きながら、私はいつもは普通に飲めているお茶を、一口一口、飲んでいった。




それから、私達は色々なアトラクションを乗っていき、気づけば夕方…


最後に乗ると約束していた観覧車の列に並んだ。