「だから二人には酔ってもらうから。」


「美卯は酔わないの?」


「私、三半規管強いから大丈夫」

そうしていると、コーヒーカップの場所についた。


意外と空いている。



すんなりと、乗り込めた私たちは、始まった途端にめいいっぱい回した。


私は回すとき…


今までのイライラとかを、全部回す力に変えていたんだ。